成都に個人旅行で行く場合、一番人気なのはパンダ基地でしょう。他には三国志関係の武候祠や青羊宮、文殊院などですが、人気観光地の多くは成都中心部に集中しています(青城山や都江堰は郊外です)。そのどちらも観光するにはどのエリアのホテルに泊まるべきなのか?地図も使用して整理してみました。
中国のホテルが外国人を宿泊させるには登録が必要
中国人だけを対象にしたホテルは宿泊できないのです。(闇で宿泊させてくれることもあるようですが、避けられるリスクは避けましょう)
Ctrip中国語版(携程旅游)などで検索すると、Booking.comやExpedia、Hotels.comなどでは出てこないホテルが出てきます。中国人向けのホテルだと思いますが、明記されていない場合もあるので、安さに飛びつかないようにしましょう。
グローバルチェーンのホテルに宿泊するのが無難
マリオット、IHG、ヒルトン、アコーホテルズ、シャングリラ、ラディソンなどのホテルチェーンならば外さないでしょう。
ホテルの雰囲気が現地ローカル感よりも優先されているので無難です。
英語が通じるスタッフが必ずいる(ホテルHPに記載があれば)
グローバルチェーンであればホテルHPに対応言語は中国語と英語と明記してるホテルがほとんどです。まあ、このへんのホテルはわざわざ書いてなくても通じるような気がしますが。中国語しか通じないとなるとチェックインも一苦労です。
ただ、成都の人が話す英語は訛りが強く(日本人も強いですが)、やり取りに苦労しますので、多少の中国語や翻訳ソフトを交える方がスムーズにやり取りできるかもしれません。
ホテルに戻ってきたときに安心感が得られる
中国で過ごす場合、結構気が抜けません。全員ではありませんが横入りは日常ですし、それを抜きにしてもパワフルな人が多いのです。街中で生ゴミが臭いを発していたり、食べ歩き用の食品の匂いが強かったり、慣れるまでは街中を歩くだけでも疲れます。ホテルに戻ると、周囲から隔絶されたホテルの空間が広がります。例えばシェラトンならシェラトンの、ヒルトンならヒルトンの"ホテル"の香り、"ホテル"の雰囲気の空間で過ごすことができます。
治安が悪いと感じることはありませんでしたが、文化の違いから感じるストレスが積み重なっていきます。安全地帯(RPGのセーブポイントのような)があるかないかで疲労のたまり方が変わってきます。
成都のどのホテルに泊まるべきなのか?
一番のおすすめは天府広場~春熙路周辺のホテル
市街地の観光、パンダ基地の観光の両方に便利ホテルは
マリオット系列ならこの4ホテル
IHG系列ならこの2ホテル
アコーホテルズ系列ならこの3ホテル
- イビス(ibis)ホテル 成都春熙路
- Ji ホテル春熙路
- 漢庭快捷酒店
アコーホテルズは上記以外にももう少し選択肢があります。
高級ホテルならマリオット系列、リーズナブルに済ませるならアコーホテルズ系列になります。IHGはホリデイインエクスプレスはリーズナブル、クラウンプラザは高級よりですね。高級ホテルでも日本より圧倒的に安いのであえて高級ホテルに宿泊することもできます。
リッツカールトン成都・シェラトン成都麗都ホテルの宿泊記はこちら
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市街地の観光は西側に多い
メジャーな観光地として地図に表示したのが下記の7か所。成都中心部の西側に集中しています。これと市街地の北東にあるパンダ基地を観光することを想定します。
何か所か観光した際の記事はこちら
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パンダ基地へのアクセスは地下鉄3号線orタクシー
地下鉄3号線は春熙路駅から北東(南西)に伸びています。熊猫大道駅がパンダ基地の最寄り駅です。駅前でパンダ基地への片道バス付入場券が購入できます。
ということで、地下鉄で行く場合は春熙路駅に近いホテルがいいですね。
※私は市内から滴滴でタクシーを呼んでいきました。
パンダ基地についてはこちらをどうぞ
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パンダ基地周辺に宿泊するのは大いにあり!パンダは午前中しか動かない!
パンダ基地に観光する前日に周辺ホテルに宿泊するのは大いにありです。パンダは午前中に食事をして動き回り、昼くらいになると寝始めます。ホテル従業員に聞いてみると、8~9時くらいにはパンダ基地に着いていた方がいいですよとのこと。
パンダ基地周辺のグローバルチェーンのホテルはただ1つ。IHG系列のホテルです。
深夜に成都空港着、早朝に出発する場合は空港周辺もあり
空港周辺のホテルはIHG系列の2ホテル