こぺんはーげん将軍の旅日記

陸マイラーの旅日記を中心に備忘録なども

JGC修行 オーストラリアへ

2018年のJGC修行でオーストラリアのケアンズに行きました。

プレエコが安かったのです。プレエコ修行の体験談と注意点をまとめました。

 

 

オーストラリアへJALへ行く場合のFOP

成田⇄シドニー

FOP1.5倍キャンペーンが入るので7695FOP(積算率100%の場合)

往復で15390FOP

これに国内線をつけるわけですが、那覇⇄東京をつけると20000FOPを超えます。

 

プレエコだと何がうれしいか

座席がエコノミーよりもよい

JALプレエコ(スカイプレミアム)の座席

私がJGC修行でシドニーへ行った時の座席です。

アメニティもあり、リクライニングも大きいのでそこそこ快適に過ごせました。

ただ、フットレストを上げすぎると逆に足がしんどかったです。足が浮いてしまうからだと思います。

あとは、寝るには少し辛いです。

往路のシドニー線は夜行便でしたが、朝は体がバキバキでした。

 

詳細はJALさんのHPを見た方が早いのですが、シートピッチは約1mあり、

  • シートピッチ約1m
    シェルタイプは97㎝
    スカイプレミアムは107㎝
  • リクライニングしても後ろへ倒れない
    前の人のリクライニングに苦しまない
    後ろの人への迷惑を考えなくていい

www.jal.co.jp

食事・ドリンク

JALプレエコ機内食
JALプレエコ機内食(軽食)

食事はエコノミーと同じです。ただ、エコノミーの機内食もおいし……くはないですが不満なく食べられます。機内食としては問題ないです。

加えて、プレエコだとカップ麺を食べられます。私が乗った便はCAさんがカップ麺どうですかと回っていましたね。これも認知度低いのでしょうか?

機内でカップ麺を食べるってすごく贅沢してる気がしませんか?なので私は大体食べちゃいます。太っちゃうんですけどね……。

 

www.jal.co.jp

マイル加算率は100%(JALの場合は)

エコノミーだと加算率がいい運賃はかなり高額です。プレエコは安い運賃でも加算率100%です。いずれはANAのように加算率70%が登場するような気はしていますが……。

 

ラウンジが使える

国内はJALサクララウンジ渡航先では提携ラウンジを利用できます。修行中はこれがかなり大きいです。

 

 サクララウンジ(成田)

 オーストラリアに行ったときは羽田→成田のバス移動が渋滞で遅れに遅れて駆け込み搭乗になったせいで利用できなかったのです。

 

カンタスラウンジ(シドニー)

朝8時くらいに出発する便だったので近くのホテルから何も食べずにシャトルバスで空港へ行き、ラウンジで朝食を取りました。

カンタスラウンジ入り口@シドニー
カンタスラウンジ入り口のソファ@シドニー
カンタスラウンジ食事エリア@シドニー
カンタスラウンジソファ@シドニー

中はとても広く、ソファも快適でした。食事エリアもありました。朝一だからかとても空いていました。食事やドリンクも充実しており、軽食を取ってゆっくりするのにちょうどいいラウンジでした。がっつり食事をするには少しメニューが少ないかな?

正直、ちょっと物足りないかなとは思いました。

カンタスラウンジホットミール
カンタスラウンジのパン
カンタスラウンジのドリンク
カンタスラウンジのドリンク
カンタスラウンジのドリンク

困るわけではないのですが、もう少し充実していてもいいんじゃないかなと感じました。カンタス航空の拠点の1つ(もう1つはメルボルン)ですからね。まあ、日系のラウンジもあまり褒められたものではないのですが……。

 

 

プレエコにエコノミーと同額で乗ってみようキャンペーンは罠

どんなキャンペーン?

ださいネーミングですがJALさんのHPでもかっこいい名前がついていません。

プレエコにエコノミーと同額で乗れますよというキャンペーンがあるのです。プレエコの搭乗率が悪いのでしょうか?認知度アップかプレエコへの親しみアップかどちらかが目的でしょうね。

 

下記は2019年度のキャンペーンです。

www.jal.co.jp

このJALさんのキャンペーンページにすべてが書いてありますが、

  • 東南アジア
  • インド
  • オーストラリア
  • ヨーロッパ
  • アメリ

といったプレエコ設定のある中長距離路線すべてが対象になります。

ヨーロッパやアメリカへもというのは太っ腹です。

しかし、JGC修行において興味があるのはFOP1.5倍キャンペーンが適用される下記3つでしょう。

  • 東南アジア
  • インド
  • オーストラリア

 

なぜオススメできないか

重要なのは、このキャンペーンは

  • エコノミースタンダード(W)を選択すると
  • プレエコ(B)に乗れて、マイル積算率もBで扱ってくれる
  • そして、追加料金なし

ということです。

何が問題かというと、エコノミーWより安いプレエコがあるということです。

 

プレエコ検索をすると

下記は

往路:2019年11月12日(火) 那覇→(羽田→成田)→シドニー

復路:2019年11月21日(木) シドニー→(成田→羽田)→那覇

のプレエコ(E)の運賃例です。

運賃例(プレエコE)
運賃例(プレエコE)

(画像にはありませんが)変更不可、キャンセル有料のプレエコSaverです。

往復で¥130,000に諸税・燃油代が乗ります。

マイル積算率は100%です。

 

キャンペーンに則ってエコノミー検索をすると

こちらはプレエコがエコノミーと同額で乗れますキャンペーン適用のため、エコノミースタンダード(W)で検索した運賃です。もちろん同じ日程です。

運賃例(エコノミーW)
運賃例(エコノミーW)

変更もキャンセルも有料で可能ですが、往復で¥251,000に諸税・燃油代が乗ります。マイル積算率はこちらも100%です。

約2倍の価格です。これを選択するのは得策ではありません。

 

私のJGC修行時の選択

言うまでもありませんが、プレエコ(E)を選択しました。

大阪⇄(羽田⇄成田)⇄シドニー

で片道¥60,000、諸税込みで往復約¥150,000+αでした。

FOPは17310ですので、約9円/FOPでした。

修行に使えるFOP単価です。

 

ただ、夏に行ったのでシドニーからさらにカンタス航空ケアンズに行きました。

程よい暑さで快適でした。

 

まとめ

  • オーストラリアは国内発着プレエコでもFOP単価よし
  • プレエコとエコノミー同額キャンペーンは罠
  • プレエコSaverを狙おう