アメックスプラチナの特典の1つにホームウェアプロテクションがあります。すごい特典であり、実際に利用したので実体験を交えて説明したいと思います。アメックスプラチナを持っているけどホームウェアプロテクションを使ったことがない、アメックスプラチナ発行を検討しているが迷っている方には参考になると思います。
ホームウェアプロテクションは存在が頭から抜ける場合もあると思いますが、利用できるタイミングで利用しないのは大きな損失なので覚えておきましょう!
ホームウェアプロテクションとはどのような保険か
ざっくり説明すると、所有する家電や時計が破損したときにお金が返ってきます。
※正確な内容は補償規定を参照
ホームウェアプロテクションの保証金額
毎年12月1日より起算した1年間でワランティープラスとホームウェアプロテクションの合計が最大で50万円/年
※ワランティープラスについては後述
使い切ることは少ないでしょうが、使う機会があれば年会費を軽く超えうる金額が保証されます。
申請時期による保証金額の違い
- 購入から6カ月以内:購入金額の100% or 修理金額 の低い方
- 6ヶ月~1年:購入金額の90% or 修理金額 の低い方
- 1年~2年:購入金額の80% or 修理金額 の低い方
- 2年~3年:購入金額の70% or 修理金額 の低い方
- 3年~4年:購入金額の60% or 修理金額 の低い方
- 4年以上:購入金額の50% or 修理金額 の低い方
※保証対象となるのは5000円以上
※他に適用可能な保険がある場合はそちらの支払いが優先され、上記の保証金額との差額が支払対象
注目すべきは4年以上は保証金額が落ちないことです。
10年前に買ったものでも保証されます。
ホームウェアプロテクションの保証対象
下記項目をすべて満たす製品に限られます。
家の破損やペットの怪我は適用されませんが、家電とPC、時計が対象なので故障時には非常にありがたい保険です。
注意が必要なのはスマホは対象外ということです。
ホームウェアプロテクションが適用される事例
下記のいずれかです。
- 破損
- 盗難
- 火災
- 水漏れ
注意すべきは故障は対象外であることです。
昨日動いていたPCの電源が入らない場合は対象外です。
PCを盗まれたり、落として壊した場合は対象になります。
ホームウェアプロテクションの保証対象者
当然ながら、アメックスプラチナ所有者とその追加カード所有者です。
ワランティープラスとはどのような保険か
簡単に言えば、アメックスプラチナで購入した製品の保証期間が2年延びる保険です。
下記3点以外はホームウェアプロテクションと同じ条件です。
ワランティープラスの適用期間
ワランティープラスの保証対象
下記項目をすべて満たす製品に限られます。
ワランティープラスの適用事例
故障のみです。
破損や盗難は保証されません。
ホームウェアプロテクション・ワランティープラスの補償請求方法
東京海上日動火災保険株式会社に連絡します。
01X0-870720
(悪戯防止で電話番号を1文字伏字にしていますが、あの番号です。私が所有する補償規定に記載の番号ですがGoogle先生に聞いても出てくる番号です。)
そして送られてくる申請書を故障・事故発生日から30日以内に必要種類とともに返送します。
必要書類
- メーカー保証書
- 領収書
- 損害立証のために必要な書類
ホームウェアプロテクションの申請事例
私がホームウェアプロテクションを申請した事例を紹介します。
ウォークマンを落とした翌日、電源が入らない
ウォークマンを落とした翌日に電源が入らず、途方に暮れました。6年前の購入のため、メーカー保証は切れています。そこでホームウェアプロテクションの存在を思い出しました。
東京海上日動火災保険株式会社に連絡をしたところ、必要書類として指示されたのは下記2点。
- 領収書
- 修理見積書
落として破損した場合はそもそも証明書なんて準備できないからでしょうね。
6年前の領収書が見つからない
購入した時の領収書は保証書と一緒に保管しておくのが常識ですが、領収書を保管しておいて1年経ったら捨てる人もいるのではないでしょうか。
私はただなくしただけですけどね……
ヨドバシカメラで購入したことは確かだったので、購入履歴から領収書を再発行してもらいました。
修理見積書がショッキングな内容
同じくヨドバシカメラで修理見積を依頼し、受け取った見積書には
「バッテリーの自然故障」と書かれていました。
これでは請求ができません。
大人しく、有償で修理をしました。
転倒した際に腕時計を破損
転倒して腕時計を地面に強かに打ち付け、盤面を破損しました。
こちらも7年前に購入したため、メーカー保証は切れています
東京海上日動火災保険株式会社に連絡をしたところ、必要書類として指示されたのはこちらも下記2点。
- 領収書
- 修理見積書
やはり領収書が見つからない
こちらもヨドバシカメラで購入していたので、購入履歴から領収書を再発行してもらいました。
手書きの領収書を再発行してもらいましたが、結果的にはこの領収書で補償が下りました。
修理見積額が高い……
修理見積額が購入金額の約60%となっていました。購入後4年を過ぎているのでこれでは購入金額の50%しか補償されないでしょう。
補償請求結果
無事、購入金額の50%が振り込まれました。
まとめ
- アメックスプラチナのホームウェアプロテクションはすごい保険
- 家電、PC、時計などが保証される
- 補償請求時の領収書は再発行でも大丈夫